FSSC 22000 認証

FSSC 22000認証は、 国際世界食品安全イニシアチブ(GFSI ：Global Food Safety Initiative)によって承認された食品安全の認証スキームです。貴社の食品製造段階だけでなく、輸送段階、また、グローバルなサプライチェーンにおいて、貴社の食品の安全性を高めることが可能となります。

規模の大小に関わらず、動物性あるいは植物性食品、長期保存食品や食品添加物を製造・加工する企業は、世界に通用する認証によってアドバンテージをとることができます。

テュフ ラインランドは食品安全認証財団のライセンスを受けた、FSSC 22000 監査を行うドイツ初の認証機関の一つです。

テュフ ラインランドの食品安全認証には、下記のメリットがあります。

• 貴社の食品が世界中で認められる。
• 貴社の食品の安全性が向上する。
• 貴社製品への顧客、監督官庁からの信頼を強化できる。
• 貴社の既存のマネジメントシステム（例えば、ISO 9001、ISO 22000）への統合を容易にする。

1. 事前監査（オプション）
監査員がプロセスの事前監査を実施します。FSSC規格要求条項がすでに貴社において実施されているかどうか、また、実施されている場合はどの要求条項が実施されているかを判定します。

2.文書監査
監査員は、貴社の食品安全システム文書がすでにFSSC 22000規格をどの程度満たしているか判定します。

3. 認証監査
食品安全マネジメントシステムの適用されている実態を貴社に実証していただきます。当社監査員は、そのマネジメントシステムが、どのように効果的に実施されてきたかを確認します。

4. 認証書の発行
貴社がすべての基準を満たしている場合、認証書が授与されます。それは、貴社のマネジメントシステムが、FSSC 22000に対して、規格に適合し、実行可能であることを認証することになります。

5. サーベイランス監査
当社の年間サーベイランス監査によってプロセスを継続的に最適化することができます。

6. 認証更新
貴社のプロセスにおける継続的改善を確実にするため、3年のサイクルで認証更新のために監査が繰り返されます。それにより、貴社は、顧客やステークホルダーに対して、貴社の食品安全への長期的な取り組みを実証することができます。

免責事項：テュフ ラインランドは、活動の中立性、客観性、独立性、公平性を最も重視しています。テュフ ラインランドは、適用される認定要求事項に従い、これらの価値観に基づいて評価および審査活動を行っています。当社はコンサルティングと認証の厳格な分離などにより利益相反を回避し、公平性を確保するために、必要なすべての体制、組織およびプロセス上の措置を組織のすべてのレベルで実施しています。当社は、認定された認証機関としてマネジメントシステムのコンサルティングを提案もしくは提供することはありません。テュフ ラインランド グループにおいては、同一顧客に対するマネジメントシステムのコンサルティングと認証活動との間には、最低2年の間隔を確実に設けています。

• グローバルな小売や卸売業者に食品供給しているメーカー
• 動物性食品メーカー
• 腐敗しやすい植物性食品のメーカー
• 長期保存品メーカー
• ビタミンや培養物といった生化学製品のメーカー
• 容器包装製造メーカー

FSSC 22000規格は、 ISO 22000:2005 規格およびISO22002-1:2009、PAS223規格を基に開発されました。

すでにISO 22000 認証を取得し、FSSC 22000への移行を希望する企業は、ISO22002-1:2009あるいはPAS 223:2011の要求条項に従った拡大監査のみ必要です。