テュフ ラインランドは、EcoVadis社のサステナビリティ評価で「ゴールド」を獲得しました。同時に、ビジネス誌「Capital」が選ぶドイツのトップ企業100選にも選ばれ、気候に対する意識において最も高いレベルの評価を獲得しています。

テュフ ラインランドは、企業の社会責任（CSR）を重視した正しい経営を行っている点を評価機関であるEcoVadis社から高く評価されました。また、2021年10月にEcoVadis社から「ゴールド」を獲得しました（前年はシルバー）。これにより、テュフ ラインランドは、評価の対象となった世界の企業のなかで上位5%に入りました。

EcoVadis社は、9万社を超える大小さまざまな会社や産業を評価すする評価機関で、サステナビリティランキング業界において世界トップクラスです。同社は、環境、労働、人権、公平なビジネスプラクティス、持続可能な調達といった21項目のサステナビリティ基準に基づいた評価を発表しています。サステナビリティ基準は、国連グローバルコンパクトの10原則や国際労働機関（ILO）の国際労働条約など、国際的なCSR基準に基づいています。

テュフ ラインランドにとって、サステナビリティ戦略2025を推進する上で、本アワードの獲得は大きな意味があります。「ゴールドの獲得で、サステナビリティパフォーマンスの評価において競合会社との差は解消されつつあります。世界で最も持続可能で独立性の高い試験・認証・トレーニング機関になるという目標に、また一歩近づくことができました。この目標は、当社の行動指針に基づきます」とCSRを担当するコーポレートデベロップメント部門のグローバルオフィサー、Dr. アヒム・エルンストは述べています。

テュフ ラインランドは、グローバルにビジネスプラクティスにおけるサステナビリティの向上を取り組むだけでなく、地球環境にとって最も重要な問題である気候保護にも取り組んでいます。その結果、テュフ ラインランドは、「気候に対する意識の高いドイツ企業」の中に試験サービスプロバイダーとして唯一選出されました。有名なビジネス誌「Capital」とデータ会社のStatistaは、温室効果ガス削減に対するドイツ企業各社の取り組みを比較しています。業務の過程で生じる直接的な排出量だけでなく、電力消費による間接的な排出量の削減も評価しています。またそれ以外にも、2015年以降に二酸化炭素排出量に関する報告書を発表しているか、サプライヤーからも排出量のデータを収集しているかなど、さまざまな項目が評価の基準に含まれています。テュフ ラインランドは、温室効果ガス（GHG）排出量を2015年から2020年にかけて13.55%削減しており、同ランキングで90位につけることができました。サステナビリティ戦略2025に基づき、今後もこの取り組みを推進していきます。科学に基づく目標（SBTi「科学と整合した目標設定」）を定め、「1.5℃目標」の達成に貢献し、温室効果ガスの排出量を削減することを目標として掲げています。

「テュフ ラインランドは、いずれのランキングにおいても、調査対象となった企業の上位5%に入っており、サステナビリティに重きをおいていることが評価されました。テュフ ラインランドはサステナビリティを十分に理解し、環境セクターだけでなく、社会セクターやガバナンスセクターにも配慮しています」とアキム・エルンストは述べています。「3つの分野すべてで具体的な対策を行うことによって、国連のサステナビリティ目標の達成に今後もより一層の貢献をしていきたいと考えています」 。