OpenADR
スマートグリッドのためのオープンなデマンド・リスポンス技術
スマートグリッド標準のOpenADR(Open Automated Demand Response)は、オープンで相互運用可能な情報交換モデルです。 OpenADRを使用することで、電力プロバイダーとシステムオペレーターは、インターネットなどのIPベースの通信ネットワークを介してデマンド・リスポンス(DR)信号を相互通信が可能となります。DRは、グリッドの安定化と差し迫ったエネルギー危機の防止に不可欠です。
OpenADRは自動デマンド・リスポンスの最も包括的な標準であるため、業界で幅広い支持を得ています。 OpenADR製品の正しい機能とパフォーマンスを保証するには、テストと認証が必要です。 スマートグリッド技術の豊富な経験を持つ当社の専門家が、製品の認証テストおよび事前テストサービスにおいてお客様をサポートします。
OpenADR認証試験サービスのメリット
テュフ・ラインランドのOpenADR認証試験サービスは、次の点でお客様をサポートします。
- 世界中の広範なワンストップサービス
- 市場投入までの時間の短縮
- ワイヤレステクノロジーに関する包括的な知識を持つ資格のある専門家
- OpenADR製品の関連する標準と規制、および相互運用性への準拠
- 文書化された基準により、会社の責任リスクを軽減
専門家が喜んでお客様のご質問にお答えします。お気軽にお問い合わせください。
OpenADR認証試験サービス
テュフ ラインランド ジャパンのラボ(GTAC)は、OpenADRアライアンスによって認定されたOpenADR認定試験所です。OpenADR アライアンス認定のQualityLogic製の包括的なテストツールが、OpenADR2.0aおよび2.0b認証テストに使用されます。
OpenADRアライアンスメンバーのベンダーは、自社確認テストのためにテストツールを購入できます。 認証テスト前に自社確認テストすることにより、認証テストでのFAILリスクとテスト費用を軽減できます。
また、認証テストを実施する前に、特定の機能やアプリケーションの調整などを確認するため、認証テストと同じ環境で実施する事前テストサービスを提供しています。
OpenADR認証のアプローチ
OpenADR認証を取得するための概要は、以下のとおりです。
- OpenADRアライアンスのメンバー登録
- アプリケーションシートとPICSの提出
- 事前テストは任意で利用できます。自社で事前テストできない場合や実装に自信がない場合など、認証テスト前の実施を推奨します
- 顧客立合いで実施される認証テスト(オンライン試験も可)
- テストレポートの発行
- OpenADR アライアンスにテストレポートを提出(申請者にて)
必要書類
当社のサービスを利用するには、以下の書類の提出が必要です。
- アプリケーションシート(申請書)
- PICS
- 製品操作マニュアル(任意)
OpenADRアライアンス
OpenADR アライアンスは、開発、テスト、および商用OpenADRの普及促進をサポートし、技術活動の基盤構築のために、業界の利害関係者によって2010年に結成されました。 その使命は、教育、トレーニング、コラボレーション、テスト、および認証を通じて、OpenADRスマートグリッド標準の開発、普及、およびコンプライアンスを促進することです。
OpenADR アライアンスは、TC 57、PC118、およびTC65などのいくつかのIEC委員会と協力しています。
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