A. S.
インダストリー&サイバーセキュリティ事業部 プロジェクトエンジニア
業務内容を教えてください
主に圧力機器指令 (PED)検査員として、日本のボイラーや圧力機器の製造者に、適合性評価や認証を提供しています。その他に、材料や溶接関連の認証も実施しています。また、日本政府による指定外国検査機関として、日本に輸入されるボイラーや圧力容器が日本の労働安全衛生法などの法令に準拠しているかどうか、海外の現地で検査するための支援を行っています。この制度において、私が直接的に機器を検査することはありませんが、日本側における管理者として、日本のボイラー・圧力容器構造規格に準拠した強度計算書を作成し、各国の指定検査員による設計審査や立会検査を支援しています。
職場の雰囲気を教えてください
私が所属するチームは、立会試験が主な業務であるエンジニアと、受注・調整が主な業務であるセールスおよびコーディネータで構成されます。リスクの高いものについては部門管理者がサポートし、個人の力量が最大限に活かされる環境です。1人1人の責任は大きいですが、皆で協力し支えあっているチームだと感じています。
業務で難しいと感じたことは何ですか
圧力容器構造委員会において、厚生労働省や当局に対し、今後の関係法令や通達などについて助言を行う機会があります。今後の日本国内における安全と経済の発展に寄与できるよう、法体系を包括的に、また、技術要求を本質的に捉えた上で、メリット・デメリットを多面的に検討し助言することは、難しい業務ですが、大きな意義のあることだと感じています。
どのような経験を持ってテュフ ラインランドに入社しましたか
日系機械メーカーで設計業務を7年間、納入後の海外プラントでのメンテナンス計画・提案業務に7年間従事しました。欧州向けの設計を通じてCEマーキングについて知り、海外プラントを訪問する中で「安全」や「公平性」に対する思いが強くなり、その後、テュフ ラインランド ジャパンに入社しました。
今後の目指している目標は何ですか
圧力機器指令の検査区分は細かく分類されていて、その資格も同様です。欧州の設計安全要求を満たしているかの設計認証を行うためには、ドイツでの実地トレーニングを受けた後、筆記試験に合格する必要があります。欧州の設計規格を更に学び、資格を取得することが現在の目標です。
休日の過ごし方を教えてください
2023年4月に娘が誕生し、彼女中心の生活に変わりました。「パパ育児休業」やテュフ ラインランド ジャパンの在宅勤務制度のおかげで、休日だけでなく平日も愛娘の成長を感じながら、日々右往左往しています。
応募を検討している候補者へ一言お願いします
自分自身で必要なことを学びキャリアを構築していく意欲があり、知識や経験を「安全」や「公平性」に活かしたい方であれば、テュフ ラインランド ジャパンとは相性が良いと思います。
(取材当時の内容です *20203年12月掲載)
A. T.
Data Protection Officer
2022年にData Protection Officer として入社
勤務年数は
2022年に入社し、現在8ヵ月になります。
テュフ ラインランド ジャパンに入社したときの第一印象は
綺麗なオフィスと外国人社員の多さが印象的でした。新人研修では、英語のプログラムもあり、ここが新横浜であることを忘れかけました。コロナ禍後の入社で、在宅勤務の社員の方々も多く、多様な働き方が用意されている印象でした。
普段はどのような業務を行っていますか
Data Protection Officer (DPO)として、主に個人情報保護の担当をしています。EU圏で適用されるGDPRを念頭に置きつつ、2022年4月に改正された日本の個人情報保護法遵守の徹底を図っています。
テュフ ラインランド ジャパンでもっともやりがいを感じるのは
テュフ ラインランド グループには頼もしいDPOの先輩方がいて、親切に相談にのってくれます。比較的時差の小さいアジアのDPOとは頻繁にミーティングをしています。ドイツ本社とのミーティングでは、時差を考慮し日本時間の16時前後に設定していただくことが多く、そのような優しさに励まされています。日本では、2022年4月に個人情報保護法の大きな改正があり、徐々に「個人の情報」に対する意識が高まりつつありますが、EU圏の社員とミーティングをすると、「個人の権利」に対する新しい視点に気づかされます。数年後には、日本でも通用する概念となるのではないかと思うことばかりで、いつも刺激をもらっています。未来の日本の姿を見ているような、閃きを感じながら仕事をできることは、とても幸せな環境だと思います。
テュフ ラインランド ジャパンの魅力は
多様性を認めあう文化と職場環境が一番の魅力だと感じています。業務上、海外の社員とコミュニケーションを取ることが多く、ミーティングのほとんどはリモートでの実施になります。時差を考慮しなければならない場面もありますが、在宅勤務やフレックスタイム制など、柔軟な働き方が推奨されていて、コミュニケーションがとりやすい環境です。子供が小学校低学年ということもあり、働き方の多様性が認められている環境に感謝しています。
(取材当時の内容です *2022年12月掲載)
M. K.
インフォメーションテクノロジー部アシスタントコーディネータ
2013年に総務グループ(受付)に入社
購買グループ勤務を経て2020年に本人希望によりインフォメーションテクノロジー部へ異動
勤務年数は
2013年に入社して勤続8年になります。
テュフ ラインランド ジャパンに入社したときの第一印象は
オフィスが明るく奇麗で、フレンドリーな社員が多い印象を持ちました。受付として入社したため、部署を越えて関わる多くの社員から色々なことを教えてもらいました。おかげですぐに新しい環境や会社の雰囲気に馴染むことができました。
普段はどのような業務を行っていますか
IT部アプリケーションサポートチームの一員としてSAPシステムの運用サポート、トラブルシューティングなどを担当しています。(テュフ ラインランド ジャパンの社員は基幹システムとしてSAPシステムを使用し 、お客様への見積もり、注文書、請求書作成、登録などを行っています。)日本を含むアジア9ヵ国のグループ社員を対象に、SAPシステム関連の不具合や質問に対応しています。現在のコロナ禍において、当社は在宅勤務の比率が高いので、主にメール/チャット/電話などリモートでのサポートを行っています。
テュフ ラインランド ジャパンでもっともやりがいを感じるのは
日々さまざまな問い合わせがあり、状況や環境によって解決する方法も異なります。新しい発見があったときや、正確に状況を把握し解決できたときにやりがいを感じます。問い合わせの内容によっては他のチームとの調整が必要となり大変なこともありますが、社員同士のコミュニケーションを大切にして問題をスムーズに解決できるよう努めています。
テュフ ラインランド ジャパンの魅力は
やる気があれば新しい分野でも挑戦できるところです。私自身ITは未経験でしたが、異動の機会を与えてもらい、異動当初はオンボーディングトレーニングを受け、定期的に質問時間などを設けていただきました。より良いサポートを提供できるよう現在も日々の学習を継続しています。また、休暇を取得しやすい社風と、フレックス制度や傷病休暇などの制度があり、ワークライフバランスが取りやすいことにも魅力を感じます。
(取材当時の内容です *2021年8月掲載)
R. K.
運輸・交通部 スペシャリスト
総務(受付)に新卒入社後、運輸・交通部へ異動。
現在は主にマーケットアクセスを担当しています。
勤務年数は
2008年に入社して勤続10年になります。
テュフ ラインランド ジャパンに入社したときの第一印象は
外国人社員がとても多く、社内公用語も英語の為、自分の英語力でついていけるか不安でした。受付への問い合わせは英語も多く最初は大変でしたが、日々の業務をこなしながら徐々に慣れていきました。当時、外国人の同僚が教えてくれたビジネス英語のフレーズは、いまでもありがたく使っています。
普段はどのような業務を行っていますか
運輸・交通部への異動後は、欧州型式認証、サウジアラビア向け新車船積み前検査や、ブラジル当局INMETRO認証サポート業務などを担当しました。現在は、主にブラジル、インド、インドネシアといった海外諸国へのマーケットアクセスを担当しています。時差などの問題で大変なときもありますが、フレックスタイム制度を有効に利用して、労働時間と健康の管理をしています。
運輸・交通部におけるマーケットアクセス業務には、4輪・2輪、関連部品に関する専門的知識が必要とされます。以前から個人的に興味を持っていたので、業務内容が深くなればなるほど、好きなことを仕事にできているのだと実感しています。
テュフ ラインランド ジャパンでもっともやりがいを感じるのは
お客様からの感謝の言葉を頂いたときです。私たちの仕事はBtoBで、メーカーなどのお客様の先にはエンドユーザーであるお客様がいらっしゃるのですが、「早く乗ることができて嬉しい」といった声を間接的に頂いたときは、とても嬉しく思いました。
テュフ ラインランド ジャパンの魅力は
私自身、運輸・交通部への異動の機会を頂いたこともあり、色々なことにチャレンジできる環境が魅力だと思います。何かやりたい仕事があれば、自分で企画し工程を作り上げ、プロセスを上長に説明することができれば、新しいことに挑戦するチャンスを貰えると感じています。いま、私にとって最大のチャレンジは、既存のお客様を大切にしながら、新規顧客獲得の目標値を達成することです。
(取材当時の内容です *2019年5月掲載)
F. H.
製品部産業機器課 セールス・エグゼクティブ
2012年に産業サービス部アシスタントコーディネータとして入社。
製品部産業機器課へ異動後、コーディネータ職を経て、現在は営業職に従事しています。
勤務年数は
勤続6年程になります。
テュフ ラインランド ジャパンに入社したときの第一印象は
オフィスがとても静かで、「個人で進める業務が多いのかな」という印象がありました。一方で、お昼休みには部署を越えて気さくに話すような雰囲気もあり、すぐに職場に溶け込むことができました。また、テクノロジーセンター(都筑区北山田)の周囲は緑に囲まれていて、とても良い環境だと思いました。
普段はどのような業務を行っていますか
主に産業機器メーカーが海外へ輸出する製品に対し必要となる認証サービスの営業です。お客様のニーズに合ったサービス内容の考察、見積もり作成や検査官の日程調整など、既存顧客に対するフォローアップと、新規顧客開拓およびビジネス・ディベロップメントを担当しています。
テュフ ラインランド ジャパンでもっともやりがいを感じるのは
プロジェクトのひとつひとつに異なるアプローチ方法や進め方があります。思うようにいかないこともありますが、それらを自分で考え主導していく仕事は、とてもやりがいがあります。また、弊社の製品安全評価によって、日本製品の世界進出をサポートできるということに、大きな喜びを感じています。
テュフ ラインランド ジャパンの魅力は
キャリアプランや目標を明確に持っていれば、それを会社がサポートしてくれるところです。私自身、コーディネータというアシスタント業務からスタートしましたが、仕事を経験していくうちに、「お客様と直接やりとりをしてみたい、自分で売り上げを作っていきたい」という気持ちが沸いてきました。それを上司に伝えた結果、現在の営業職に就くことができたのです。その後も適切な研修を受け、描いていたキャリアプランを実行に移しています。これからも目標を高く持ち、テュフ ラインランド ジャパンでキャリアを伸ばしていきたいと思っております。
(取材当時の内容です *2018年11月掲載)
K. K.
総務グループ シニア コーディネータ
現在は本社総務グループにて主にBCM(事業継続マネジメント)・防災業務を担当しています。
勤務年数は
今年で勤続10年になります。
テュフ ラインランド ジャパンに入社したときの第一印象は
外国人社員が多い!と思いました。外国人はトップマネジメントとエキスパート数人程度という外資系企業も少なくないと思いますが、この会社はオフィスに入った瞬間に多いと分かるくらい、外国人の社員が多かったのがとても印象的でした。当然、英語の使用頻度も高く、入社当時はとても苦労したのを覚えています。
普段はどのような業務を行っていますか
日本の消防関連法だけでなくISO規格のマネジメント手法をベースに、日頃の備えに加え、緊急時体制の構築や行動計画の立案、訓練の企画・実施、見直し等を繰り返し行っています。またこれに加え、アジア太平洋地域の全10カ国を対象とした研修プロジェクトにロジスティック・コーディネータとして参加しており、現地スタッフのサポートを得ながら、プロジェクトの進捗管理、研修や関連イベントの準備、調整等を行っています。
テュフ ラインランド ジャパンでもっともやりがいを感じるのは
多国籍な環境で働けることでしょうか。私にとっては常に刺激的であり、時には自分の常識を覆されたり、見たこともないようなハードルが目の前に急に現れたりもしますが、それを一つ一つ乗り越えることが自分自身の成長にも確実につながっていると実感しています。
テュフ ラインランド ジャパンの魅力は
この会社の一番の魅力は「人」でしょう。職位の上下に関係なく、率直な意見を求め、それを評価してくれるマネジメントや互いに理解し、支えあえる同僚に恵まれているからこそ、これまで仕事を続けてこれたと言っても過言ではありません。私は今、産休・育休を経て時短勤務で働いていますが、出産前と変わらぬやりがいを持って新しい仕事にもチャレンジできるのは、そういった仲間に支えられているからだと思っています。また、従来からの休暇の取りやすさに加え、さらに今年からフレックス勤務制度が導入されたことで、男女問わず、より柔軟な働き方ができる制度が整ってきたことも「働きやすさ」というもう一つの魅力につながっているのだと思います。
(取材当時の内容です*2017年11月掲載)