current language
Japan のページは以下の言語でご覧いただけます。
…または、あなたの国のテュフ ラインランドのウェブサイトを選ぶ:
translation missing: core_choose_country

IP試験

電気製品・部品・医療機器のIP保護等級試験・評価

IP試験のご依頼について

テュフ ラインランド ジャパンは、 横浜(GTAC)大阪(KTAC) のラボにIP試験の設備を設け、スマートフォンやモーター、セキュリティカメラを始め一般家庭用電気製品、医療用機器や工業用機械、屋外での使用を目的とされた製品などに対する規格に基づいた防水、耐水、浸水、散水、飛まつ、噴流、潜水、外来固形物、防塵(防じん) 、粉じん、粉塵、塵埃(じん埃)試験のサービスを提供しております。

各種規格のIEC 60529, EN 60529, IEC 60034-5, EN 60034-5, DIN 40050-9,JIS C0920,JIS C4034-5, ISO 20653に基づく試験が可能で、お客様による立ち合い試験のご要望にも対応いたします。 また、規格に限らずお客様ご希望の特殊な試験条件での試験対応もご相談次第で可能な場合もございます。ぜひ、ご相談ください。詳しくは カスタマーサービス へお問い合わせ下さい。

対応できる試験サンプルの大きさの目安

試験装置内の大きさ、または製品の大きさの限度の目安

IP等
GTAC(横浜 ) KTAC(大阪)

IP1X–
IP4X
特に制限はありません ご相談ください 特に制限はありません ご相談ください

IP5X,
IP6X
試験装置内の大きさ
ドア: w800 x h800 mm
装置内: w1000 x h1000 x d1000 mm
耐荷重: 150kg

製品の大きさの目安
1辺60㎝の体積程度
試験装置内の大きさ
ドア: w1200 x h800 mm
装置内: w1500 x h850 x d700 mm
耐荷重: 150kg

製品の大きさの目安
1辺80㎝の体積程度



IPX1,
IPX2
製品の大きさの目安
およそ一辺70cmの立方体
これより大きい場合はご相談ください
製品の大きさの目安
およそ一辺45cm の立方体
これより大きい場合はご相談ください
IPX3,
IPX4
  • オシレーティングチューブを用いる試験では一片40cm の立方体で10kg まで
  • 製品が大きくハンドスプレーノズルを用いる試験ではサイズ、重量はご相談ください
  • オシレーティングチューブを用いる試験では一片20cm の立方体で10kg まで
  • 製品が大きくハンドスプレーノズルを用いる試験ではサイズ、重量はご相談ください
IPX5, IPX6特に制限はありません ご相談ください特に制限はありません ご相談ください
IPX7試験装置内の大きさ
  • w50 x d40cm の水槽、または、直径19cm の円筒状の水槽
試験装置内の大きさ
  • 直径35cm の円筒状の水槽
IPX8
  • 水深1mはw50 x d40cm の水槽
  • 水深1~2m:直径19cm の円柱水槽
  • 2m 以上の水深は 直径20cm × h35cm
の加圧タンクにて水深と同等に加圧して試験を行う
  • 水深1mは直径35cm の円筒状の水槽
  • 水深1~1.5m:直径19cm の円柱水槽
IPX9, IPX9Kおよそ一辺10cm の立方体
これより大きい場合はご相談ください
試験はGTAC(横浜)での実施となります

IP試験とは

IP試験ではIP codeで保護の等級を示しています。

IP codeとはInternational Protection code(国際保護等級)の略で、電気機器の筐体(エンクロージャー)の保護構造を等級分類するものです。

以下の保護が対象となります。

  1. 人体がエンクロージャー内の危険な箇所へ触れることに対する保護
  2. 固形物の侵入に対する筐体(エンクロージャー)内の電気機器の保護
  3. 水の浸入による有害な影響に対する筐体(エンクロージャー)内の電気機器の保護

IP Testing TUV Rheinland

その等級を満たしているかを評価する試験を「IP 試験」と呼んでいます。

例えば「IP65」と保護の度合いを、数字や文字で示します。

水や異物に対して保護されていない場合は「0」を用い「IP50」と表し、保護度合いが不明な場合や、片方の等級だけを示す場合には数字の代わりに「X」(エックス)を用い「IPX5」と表します。

IPコード第1の数字(左の数字)が意味するのは?

IP Testing TUV Rheinland

固体異物の侵入に対する保護

IP0X: 保護なし

IP1X: 不意に手で触れた場合など、50mm以上の固体に対する保護

IP Testing TUV Rheinland

IP2X: 指など、12.5mm以上の固体に対する保護

IP Testing
IP Testing TUV Rheinland

IP3X: 器具や細いワイヤなど、2.5mmより大きい固体に対する保護

IP4X: 器具や細いワイヤなど、1mmより大きい固体に対する保護

IP Testing TUV Rheinland
IP Testing TUV Rheinland

IP5X: 有害な粉じんに対する保護

IP6X: 粉じんに対する完全な保護

IPコード第2(右の数字)の数字が意味するのは?

水の侵入に対する保護

IPX0: 保護なし

IP Testing TUV Rheinland

IPX1: 垂直に降る水に対する保護

IPX2: 垂直から15°以内の角度で降る水に対する保護

IP Testing TUV Rheinland

IPX3: 垂直から60°の角度で降りつける水に対する保護

IPX4: あらゆる角度で吹きかかる水に対する保護

(オシレーティングチューブ・スプレーノズル)

IP Testing TUV Rheinland
IP Testing TUV Rheinland

IPX5: あらゆる角度から低圧で噴射する水(毎分12.5L)に対する保護

IP Testing TUV Rheinland

IPX6: 甲板使用など、高圧で噴射する水(毎分100L)に対する保護

IP Testing TUV Rheinland

IPX7: 水深1m、30分での浸水状態に対する保護

IPX8: 7よりも厳しい浸水状態(例:水深1.5mまたは1時間以上)に対する保護

IP Testing TUV Rheinland

IPX9, IPX9K: 規定のノズルから回転するサンプルに1分間15Lの熱湯(80℃)を30秒ずつ4方向から噴射した状態に対する保護。

適用規格

IEC 60529, EN 60529, IEC 60034-5, EN 60034-5, DIN 40050-9,JIS C0920,JIS C4034-5, ISO 20653 など

IP試験 よくある質問

すべて表示する すべて非表示にする

製品に粉じんが入っても動作すれば合格ですか?

粉じんはタルク粉という無機鉱産物で医薬、化粧品などにも用いられます。タルク粉は絶縁体なので、製品内部に大量に入っても回路をショートさせることはありません。

試験後に製品を分解して目視でタルク粉の浸入の有無を確認・評価をします。合否は該当規格の適合条件に沿って評価します。

製品に水が入っても動作すれば合格ですか?

試験で使う水は、水道水です。製品に水が浸入しても回路間の距離が保たれていたり、電圧が低ければショートせずに製品が動作してしまうことがあります。

試験後に製品を分解して目視で水の浸入の有無を確認・評価します。合否は該当規格の「適合条件」に沿って評価します。

アリゾナダスト、フライアッシュや関東ロームでの粉じん試験は可能ですか?

テュフ ラインランド ジャパンではタルク粉のみの粉じん試験のみ行っています。

粉じんと防水の試験を行いたいのですが、試験サンプルは何台必要ですか?

1件の依頼につき、粉じん用1台、水用1台の計2台の準備をお願いしています。2台を用意することが難しい場合はご相談ください。

何件試験をするのが良いですか?

IP試験の規格では決められていません*。お客様の判断で件数は決めていただいています。

品質のばらつきを考慮し、複数の件数で依頼を受けることもありますので、データ取得という観点を考慮いただき、件数を検討ください。

*関連規格、個別規格に記載のある場合は、従う必要があります。

IP試験は認証試験ですか?

IP試験は「認証試験」ではありません。お預かりした製品の個体が、該当等級に適合したかどうかの「適合試験」です。

試験報告書や適合証明書納期はどれくらいでしょうか?

連休や繁忙期、発行部数にもよりますが、試験完了後、適合証明書と報告書を、およそ15営業日程度で発行します。報告書のみであれば、およそ10営業日程度発行します。

サンプルを送ったら、何日くらいで試験はできますか?

横浜と大阪のラボに主な試験設備は1台ずつしかないため、事前予約でスケジュールを決めさせていただいております。まずはお問い合わせください。

リモートでの立会は可能でしょうか?

Skype、Teams、Zoomなどでのオンライン立会試験を提供していますは可能です。(有料オプションサービス) 詳しくはお問い合わせください。

試験のご依頼について

お問合せの際は、事前に「IP試験内容確認データシート」をご記入いただくと、よりスムーズにご案内できます。

docx IP試験内容確認データシート 159 KB ダウンロード
pdf IP試験内容確認データシート 546 KB ダウンロード

受託試験プロセス

6つのステップで受託試験を提供します。

1. お問合せ
2. イントロダクションミーティングの開催
3. お見積り用の必要書類のご記入・提出
4. お見積書発行
5. ご依頼、サンプル送付
6. 試験・試験結果連絡、レポートの発行、請求書発行・送付

※上記の手順と異なる場合があります。お問合せください。

試験レポート

下記表と異なる場合があります。お問合せください。

テストレポート 適合証明書 ローデータ
お問合せください
お問い合わせ