日本海事協会がSolverminds社の船舶管理ソリューションに対し、 初となるソフトウェアセキュリティ認証を実施

一般財団法人日本海事協会（ClassNK）は、Solverminds社の船舶管理ソリューション「MACK」アプリケーション3件に対し、日本海事協会初となるソフトウェアセキュリティ認証を実施し、証書を発行されました。

日本海事協会は、船舶のサイバーセキュリティに対する基本的な考え方を「ClassNKサイバーセキュリティアプローチ」*¹にまとめており、その内の「5 サイバーリスクを低減した舶用製品の開発」に対応するものとして「ソフトウェアセキュリティガイドライン」*²を発行されています。本ガイドラインは、日本海事協会がパートナーシップ協定を結んでいるテュフ ラインランドと共同で策定したもので、舶用のソフトウェア開発、ソフトウェアインテグレーション、あるいはソフトウェア運用の段階において、セキュリティ対策を組み込むためのプロセスや機能要件を示しており、日本海事協会はこれに基づく認証業務を行われています。

Solverminds社が提供する「MACK」は、データに基づいた意思決定を支援する、包括的なデジタル船舶管理ソリューションです。今般日本海事協会は、「MACK Web Application」、「MACK Audit Mobile Application」、「MACK Notification Mobile Application」の3件について「ソフトウェアセキュリティガイドライン」に基づいてその開発プロセスや機能を検証し、所定の要件への適合を確認したことから証書を発行されました。

*¹ 関連プレスリリース
「ClassNKサイバーセキュリティアプローチ」を公表

*² 関連プレスリリース
「ソフトウェアセキュリティガイドライン」を発行

関連サービス
テュフ ラインランド ジャパンのサイバーセキュリティサービス