Automotive Electronics Council(AEC)に加盟
Japan | 19.03.2024
テュフ ラインランドはこのほど、Automotive Electronics Council(AEC)に正式に加盟しました。テュフ ラインランドはAECコンポーネント技術委員会のメンバーとして、規格の策定に参加し、カーエレクトロニクス製品の品質と信頼性の向上に努めて参ります。
世界の自動車産業が電動化とインテリジェント化の加速度的な発展段階を迎える中、自動車用電子製品に対する安全要求事項は改善し続けています。テュフ ラインランド ジャパンの製品事業部 太陽光発電・産業機器部 アジア太平洋地域マネージャー、ヴィルモス・スタロヴェッキーは、次のように述べています。「テュフ ラインランドは、電子部品の試験・認証分野における豊富な経験と技術的強みをいかし、関連規格の策定と推進においてAECを支援することで、自動車用電子部品規格の一般化を促進し、自動車エレクトロニクス産業の高品質な発展のためのベンチマークを確立します」
AECは、もともとクライスラー、フォード、GMの3社によって、共通の部品規格と品質システム規格を確立する目的で設立されました。設立当初から、AECは2つの委員会で構成されています。品質システム委員会と部品技術委員会の2つの委員会から構成され、そのメンバーには世界中の数十社のOEMや自動車用電子部品メーカーが名を連ねています。
AEC-Q(Automotive Electronics Council-Qualification)とは、過酷な環境下における車載電子製品の信頼性と安定性を確保するためにAECが策定した一連の電子部品品質規格・仕様のことです。現在、AEC-Qシリーズの規格は自動車業界で広く採用されており、この認証を取得した企業は大手OEMやTier1サプライヤーのサプライチェーンに参入する機会が向上します。
テュフ ラインランドは、世界有数の技術サービスプロバイダーとしてセンサー、コントローラー、バッテリー管理システム、その他の自動車用電子部品を対象とした包括的なAEC-Qシリーズの試験・認証サービスおよびソリューションを提供し、企業が業界の高い基準に準拠し製品の信頼性と市場競争力を強化できるよう支援しています。
テュフ ラインランドの車両向けのサービスは1904年に始まりました。テュフ ラインランドは、従来型車両であれ新エネルギー車両であれ、開発段階における対象市場の規制に関する調査、車両全体およびコンポーネントの試験・認証、路上使用適格性試験、市場アクセス認証に加え、生産段階における品質管理、アフターセールス段階におけるサービス品質向上、サプライヤーの能力・人材資格の構築などのサービスを提供しています。
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