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テュフ ラインランド ジャパン、 商用分散型太陽光発電システムの新しい認証プログラムを開始

Japan | 04.08.2016

テュフ ラインランド ジャパン株式会社は、日本の商用分散型太陽光発電システムを建設する関係者向けに、太陽光発電システムの新しい認証プログラムを開始したことを発表しました。このプログラムは、発電システムの品質、安全、性能の確保および向上を目的としたもので、従来のシステムの検査、認証に加え、企業の品質管理体制やトレーニング体系など、企業の適格性も評価項目に加えた複合的な認証サービスです。

商用の分散型太陽光発電システムは、世界各地で急速に発展を続けています。ファンドによる資金調達によって、分散型太陽光発電システム、特に工場や建物の屋根用システムが主流の中規模発電市場が大きく伸びています。日本はそのような中規模の太陽光発電所の最大市場*です。しかし、銀行や金融機関が、小・中規模の分散型太陽光発電を行う企業に対する支援や投資を躊躇する傾向があります。その主な要因のひとつは、廉価で体系的な技術・品質評価の不足です。
*出典: iHS report - Top Solar Power Trends in 2015

テュフ ラインランドは、技術評価コストを低減すると同時に、システムの品質、安全、性能の向上により貢献できるよう努めています。本プログラムは、体系的な技術的リスク低減・評価法を採用しており、すべての投資家が、中規模商用太陽光発電市場に低コストで参加することを可能にします。オーナー、EPC、施工会社他、太陽光発電に関わる幅広い方々にご利用いただけ、固定価格買取制度に基づかない市場にとって、現実的な技術的デューディリジェンスの一つとなります。

この認証プログラムでは、リファイナンス時に認証を新しいオーナーへ移転することも可能です。従って、太陽光発電所の資産価値が向上し、売却および転売時に、幅広い商機を見出すことが可能となります。

「当社は、分散型太陽光発電市場で、さまざまなサービスを提供してまいりました。今回の認証プログラム開始により、この分野の成長に更なる貢献をしたいと考えています」とテュフ ラインランド ジャパン代表取締役社長 兼 テュフ ラインランド グループ 製品部門最高責任者、ホルガー・クンツは述べています。「太陽光発電市場の成長により、クリーンエネルギーがより身近なものとなり、日本だけでなくアジア太平洋地域全体で、テュフ ラインランドの認証を受けた太陽光発電システムを活用いただけます」。

この認証プログラムの効果と価値が認められ、テュフ ラインランドは、テス・エンジニアリング株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:石脇秀夫)が日本で施工した31件、合計42MWの商用の太陽光発電システムをこの認証プログラムで検査しました。これはグローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:帖佐義之)の開発プロジェクトです。物流施設の屋上の太陽光発電事業に関して、テュフ ラインランドのこの認証プログラムが導入されるのは、アジア太平洋地域では日本が初めてとなります。


■テス・エンジニアリング株式会社
省エネ対策、環境対策などを専門とするエンジニアリング会社
www.tess-eng.co.jp

■グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社
先進的物流施設のリーディングプロバイダー
https://www.glp.com/jp/


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