テュフ ラインランド 自動車情報セキュリティ規格のTISAX審査を完了
Japan | 13.08.2018
テュフ ラインランド ジャパンは、本日、独TÜV Rheinland i-sec GmbHが、株式会社ケーヒン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:横田 千年)のグループ企業である株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー(本社:栃木県小山市)に対して、ドイツ自動車業界における情報セキュリティ規格の適合性審査となる「TISAX審査」を完了したことを発表しました。
【ドイツ自動車業界の情報セキュリティ規格:VDA ISA】
自動車業界に限らず多くの産業界では、企業間のビジネスプロセスの相互接続による情報セキュリティのリスク増大が懸念されています。ドイツの自動車業界における情報セキュリティ評価に用いられている評価基準は、VDA(ドイツ自動車工業会)の要求事項に基づいており、国際規格ISO/IEC 27001に規定された情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の必須要件が含まれています。
テュフ ラインランドは、VDA ISA(ドイツ自動車工業会情報セキュリティアセスメント)規格に基づく情報セキュリティ評価を提供する組織として、TISAX制度のもとで早期に公認された審査機関の一つです。2017年6月より、自動車サプライチェーンのメーカーおよびサービスプロバイダーがVDA ISAの情報セキュリテイ規格に適合しているか、TISAX (Trusted Information Security Assessment Exchange)制度に基づき評価を行っています。
【TISAXとは】
TISAX(ティーザックス: Trusted Information Security Assessment Exchange)は、ドイツ自動車工業会に所属する自動車メーカーとそのサプライヤーが採用する、共通の情報セキュリティ評価と評価結果の共有を実現するプラットフォームを提供する制度です。TISAX参加企業は、VDA ISAを共通の評価基準とし、サプライチェーンにおける情報セキュリティに関する管理の実装の程度や成熟度のレベルの評価を行い、その結果をTISAXプラットフォーム上で共有することができます。
今後自動車業界において、サプライチェーンにおける情報セキュリティは強化すべき重要な要件の一つです。テュフ ラインランドは、自動車業界の情報セキュリティ評価に今後も注力してまいります。
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