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モビリティ技術開発センター(MTC)

車載EMC試験、モビリティ技術開発センター (MTC) | テュフ ラインランド

モビリティ技術開発センター(MTC・愛知県知立市)は、車載機器のEMC試験やECUの試験、Short Range Device (SRD)の無線試験など自動車産業に特化した試験施設です。EMC試験、無線試験に関する高い専門性と幅広い認可当局との連携、自動車の各国規制に関する深い知見のシナジーにより試験・認証をサポートします。ESA認可も対応します。R10規格/R116規格の専門家も在籍、国内外自動車メーカ規格に対応し、国内OEM向けの規格試験経験豊富です。

テュフ ラインランドはEMC試験とあわせ、自動車の開発初期段階から型式認証取得まで、お客様のご要望に沿ったきめ細かいサービスを提供する豊富な実績を有します。お客様にご満足いただける高い技術力が当社の強みです。ぜひお問い合わせください。

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OEM規格とUNECE R10の違いは何ですか?

OEM規格は、OEMの経験等に基づいて作成された市場での商品性、信頼性、各国規制対応のための規格です。国際規格に沿った内容のものと独自規格となっているものに大別できます。

UNECE R10は国連法規の一つで、車両と電子サブアッセンブリ(ESA)に対する、国際規格をベースとしたEMC法規です。UNECE R10に批准した日本や欧州等では、型式認可が必要になり、概ねOEM規格の方が厳しいものとなっています。

テュフ ラインランド ジャパンのモビリティ技術開発センター(MTC)では、OEM規格、UNECE R10のいずれも多くの試験実績を持っておりますので、お気軽にご相談ください。

ESA型式認可とは何ですか

ESA型式認可とは、UNECE R10において規定されている電子サブアッセンブリ(ESA)対する型式認可です。もう一つの型式認可である車両型式認可を取得していればUNECE R10に批准した市場に導入できますが、部品としてESA型式認可を取得していても市場導入ができます。

テュフ ラインランド ジャパンのモビリティ技術開発センター(MTC)ではESA型式認可について多くの実績がありますので、お問い合わせください。

EMC-Requirement-For-Automotive

EMC/無線技術者と自動車技術者の連携がカギ

テュフ ラインランドは、ブレーキ・ステアリング・LDWSなどのEMC試験の実施を中心に、多くの国際規制に対応する試験を実施しています。試験範囲は、UNECEのNo.10規制はもとよりイミュニティ試験も含まれています。

テュフ ラインランドではEMC試験とあわせ、型式認証取得のサポートも可能です。お気軽にお問い合わせください。

対応規格

  • CISPR 25
  • IEC 61000-4-2, -3,-4,-5,-6
  • ISO 7637-2, -3
  • ISO 11452-2, -3, -4, -5, -8, -9, -10
  • SAE J1113-25
  • ISO 10605
  • ISO 7637-2, -3
  • UNECE Regulation No.10
  • ECE Reg. 116 盗難防止
  • ECE Reg. 160 盗難防止(車両)
  • ECE Reg. 161 盗難防止(イモビライザー)
  • ECE Reg. 162 盗難防止(アラーム)
  • ECE Reg. 13 ブレーキ(トラック)
  • ECE Reg. 13H ブレーキ(乗用車)
  • ECE Reg. 67 LPG
  • ECE Reg. 78 ブレーキ(オートバイ)
  • ECE Reg. 79 ステアリング(含む自動運転 Level 2)
  • ECE Reg. 89 速度制限装置
  • ECE Reg. 97 警報装置、イモビライザー
  • ECE Reg. 110 CNG
  • ECE Reg. 114 交換用エアバック
  • ECE Reg. 130 車線逸脱防止装置
  • ECE Reg. 131 衝突被害軽減制動制御装置(大型車)
  • ECE Reg. 139 BAS(ブレーキアシストシステム)
  • ECE Reg. 140 ESC(横滑り防止装置)
  • ECE Reg. 141 タイヤ空気圧監視装置
  • ECE Reg. 143 Heavy Duty Dual Fuel Engine
  • ECE Reg. 144 自動事故緊急通報装置
  • ECE Reg. 151 車両側方の自転車に対する衝突回避
  • ECE Reg. 152 衝突被害軽減制動制御装置 (小型車)
  • ECE Reg. 157 ALKS (自動運転Level 3)
  • ECE Reg. 158 後退時車両直後確認装置
  • ECE Reg. 159 Moving Off Information System (MOIS)
  • 欧州車載機器向け規格 (LV123, LV124 , LV148) の電気試験
  • R&D各社自動車メーカー規格(MAZDA規格 MES C.D版 認可試験対応)
  • FCC/RED/ 日本電波法適合試験

対応製品

エアバッグ アラームシステム EVパワートレーン
エンジンスターター電子コントロールユニットキーレスエントリー
オーディオ部品クルーズコントロールスマートキー
横滑り防止システム ECU TPMS
スピード制御装置モーターカーナビゲーション
電子ドアロックインバーターカメラモニターシステム(CMS)
指示計器類

設備

・車載部品用電波暗室:2基(電波暗室1,3)
・3 m法電波暗室:1基(電波暗室2)
・シールドルーム:1基
・グランドルーム:1基

電波暗室

電波暗室1 電波暗室2 電波暗室3
電波暗室サイズ
(奥行×幅×高さ)
7.0 m × 5.8 m × 4.1 m9.0 m × 6.0 m × 6.1 m7.0 m × 5.8 m × 3.5 m
測定室サイズ
(奥行×幅×高さ)
*シールド
2.2 m × 5.8 m × 2.7 m5.0 m × 4.5 m × 2.7 m2.2 m × 5.8 m × 2.7 m
前室サイズ
(奥行×幅×高さ)
3.0 m × 10.0 m × 2.7 m4.3 m × 4.5 m × 2.7 m3.6 m × 6.5 m × 2.7 m
ドアサイズ(幅×高さ)
*電波暗室搬入ドア
1.5 m × 2.0 m1.5 m × 2.0 m1.5 m × 2.0 m
ドアサイズ(幅×高さ)
*測定室ドア
1.0 m × 2.0 m1.0 m × 2.0 m1.0 m × 2.0 m
テストベンチ寸法
(奥行×幅×高さ)
1.2 m × 3.0 m × 0.9 m1.2 m × 3.0 m × 0.9 m1.2 m × 3.0 m × 0. 9m
コネクタパネル仕様
コネクタ
N,BNC,SMAN,BNC,SMAN,BNC,SMA
貫通口Φ35 ㎜、Φ50 ㎜、
6穴貫通口
Φ35 ㎜、Φ50 ㎜、
6穴貫通口
Φ35 ㎜、Φ50 ㎜、
6穴貫通口
モニターカメラ2台2台2台

シールドルーム

シールドルームサイズ
(奥行×幅×高さ)
5.0 m × 4.6 m × 2.7 m
測定室サイズ
(奥行×幅×高さ)
4.5 m × 4.6 m × 2.7 m
前室サイズ
(奥行×幅×高さ)
5.0 m × 4.6 m × 2.7 m
ドアサイズ
(幅×高さ)
1.5 m × 2.0 m
コネクタパネル仕様
コネクタ
N,BNC,SMA
貫通口 Φ35 ㎜、Φ50 ㎜、6穴貫通口
電源仕様 バッテリー:12 V/24 V
直流電源:DC35 V,20 A/30 A
高圧直流電源:DC550 V,100 A
CVCF:2 kVA

エミッション試験

対応規格 試験方法 周波数帯域
放射エミッションCISPR 25ALSE100 kHz – 6 GHz
CISPR 12(*)
* Outside scope of ISO 17025
3 m method30 MHz – 1 GHz
伝導エミッションCISPR 25Voltage100 kHz - 200 MHz
CISPR 25Current probe10 Hz – 1 GHz
トランジェントエミッションISO 7637-2

イミュニティ試験

対応規格 試験方法 周波数帯域 試験レベル
電磁界イミュニティISO 11452-2
ALSE80 MHz – 6 GHz200 V/m
Horizontal:200 MHz~
Vertical:80 MHz~
Radar pulse1.2 GHz – 1.4 GHz
2.7 GHz – 3.1 GHz
600 V/m
ISO 11452-3TEM cell10 kHz – 400 MHz200 V/m
ISO 11452-4BCI100 kHz – 2 GHz200 mA
ISO 11452-5Stripline10 kHz – 500 MHz200 V/m
ISO 11452-8Magnetic fieldsDC, 15 Hz – 200 kHzDC:1000 A/m
15 Hz – 1 kHz:1000 A/m
1kHz – 200kHz:1000A/m-10A/m
ISO 11452-9Portable transmitters26 MHz – 6 GHz
AWG対応
-
SAE J1113-25Tri-plate line10 kHz – 1 GHz250 V/m
トランジェントイミュニティISO 7637-2
ISO 7637-3
---
サージイミュニティIEC 61000-4-5---
静電気放電試験ISO 10605--±25 kV
微小ギャップ放電試験含む

無線試験

無線試験の詳細については、お問い合わせください。

充実したサービスラインナップ

~EMC試験から型式認証取得サポートまでワンストップでご提供します~

複雑なシステムに関しては、試験プランを提案します。ご相談ください。
また車両認可をサポートするシステム、コンポーネントの試験報告書の作成も対応しています。


自動車関連
システム・コンポーネント
EMC試験
UNECE Regulation No.10
R&D (各自動車メーカ仕様)
無線試験キーレスエントリー, スマートキー, TPMS, カーナビゲーション他
FCC/RED/ 日本電波法適合試験

多様な試験に柔軟に対応

モビリティ技術開発センター(MTC)は車載電気・電子システムに特化したEMC・無線・安全・法規適合性確認を行う試験センターです。

MTCでは、自動運転やADASなどの複雑なシステムの試験計画を立て、実施することが可能です。さらにその結果を活用し、型式認証サービスを提供します。

また、試験計画を立てるにあたっては、弊社が横浜(GTAC)、大阪(KTAC)に持つミリ波専用電波暗室、電気安全試験、IP試験、Li-Io電池試験、CMS試験、電気モータ試験等の設備と組み合わせて、多様な試験に柔軟に対応します。

自動車に関連する機能安全 (ISO 26262)やサイバーセキュリティ (ISO 21434)及びその関連UN法規適合などのサービスも提供します。


モビリティ技術開発センター(MTC)の詳細は こちら

モビリティ技術開発センター適用規格の拡大のお知らせ

弊社モビリティ技術開発センターは、アフターマーケット車載機器に対して、EN 50498適用規格の対象となりました。そのため、カー用品店などで販売されるアフターマーケット車載機器のEMC試験が可能となります。また、無線規格に適用したEMC試験(一部)もできるようになりました。

適合規格
EN 50498
EN 300 220(*), EN 300 328(*), EN 300 330(*), EN 300 440(*), EN 301 489, EN 301 893(*) *放射エミッション試験のみ

試験のご依頼に関しましては、下記よりお問い合わせください。

新近接照射試験サービスを実施可能

Short Distance Irradiation

国際規格ISO 11452-9に対応

テュフ ラインランド ジャパンは、OEMメーカー発行の新近接試験用機器を導入し、試験サービスを開始しました。

この試験は、これまでの無線周波数帯でのモービルアンテナやスリーブアンテナを使用した、スポット周波数の照射だけでなく、現在の自動車の車内でのノイズを想定しています。数十MHzバンドのブロードバンドノイズを照射する試験で、ISO 11452-9において追加の試験です。

  • 試験周波数:680 MHz~6 GHz(※無線機帯は今までと変わりません)
  • 変調:AWGN BW 20 MHz, 80 MHz, 100 MHz, 160 MHz (SG:R&S SMCV100B)
  • アンテナ:薄型プレートアンテナ (ノイズ研究所 NKUシリーズ)

Flyer:新近接照射試験サービスをダウンロード

モビリティ技術開発センター(MTC) 解説動画

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試験施設

テュフ ラインランド ジャパン モビリティ技術開発センター (MTC)

472-0035
愛知県知立市長田二丁目22

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営業時間

連絡先情報

電話  0566-85-5910
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